【WEB面接対策】準備事項・基本のマナー・注意点をまとめて解説!
2022.01.24掲載
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多様な働き方が広がっている現代では、新卒採用・中途採用を問わず、WEB面接を実施する企業が増えています。新型コロナウイルスの影響で、さらに多種多様な業種でWEB面接の導入が加速しました。

今回は、WEB面接対策として、「よくある3つのトラブル」「面接を成功させるための9つの基本マナー」を紹介します。オンライン面接とも呼ばれるWEB面接では、対面式の面接とは異なる準備や注意点が存在します。

WEB面接の特徴とは?

初めてWEB面接を受ける人のなかには、WEB面接がどのように行われるのか把握できていない人もいるでしょう。まずは、WEB面接の特徴をしっかり理解し、面接に備えましょう。

WEB面接は、ネット上でビデオ通話ができるツールやサービスを使って行われます。特に、SkypeやZoomのような無料サービスがよく使用されています。面接場所までの交通費や移動時間を削減できるため、求職者にとっては魅力的な面接方法といえるでしょう。

基本的な注意点は通常の面接と同じ!

WEB面接と対面面接を比べてみても、面接官からの質問・面接時のマナー・面接の流れに大きな違いはありません。言葉遣いに関しても、変わらず丁寧な敬語が求められます。ただし、WEB面接の使用ツール上でログイン・ログオフが入退室の代わりとなる相違点はあります。

対面面接と注意点はほぼ同じWEB面接ですが、オンラインだからこそ発生するトラブルや注意点については、あらかじめ把握しておくことが重要です。

 

要注意!WEB面接でよくある3つのトラブル

WEB面接は便利な面接方法であるものの、トラブルや失敗が発生しやすい側面をもっています。面接前に対策を講じるために、WEB面接の予定がある人はよくあるトラブルを確認しておきましょう。
特に、初めてWEB面接に臨む人は要注意です。

①音が聞こえない

WEB面接では、相手の声が聞こえない・相手に自分の声が届かないというトラブルがよく起こります。音が聞こえなくなる主な原因として、「周りの雑音が大きい」「通信環境が不安定」「デバイスやマイクに不具合がある」「声の音量が小さい」などが挙げられます。
いずれの原因でも、周辺環境や使用機器の準備を十分に行えば、簡単に防ぐことができます。

②時間通りに開始できない

時間通りに面接が始められないというトラブルも、準備不足の場合によく発生します。WEB面接では、移動時間がないことから「油断して寝坊する」「準備開始が遅くなる」など、気が緩みがちです。いざ面接を始めようとしたら、使用ツールのログイン情報がわからなかったというケースもあります。
WEB面接であっても、緊張感をもって、事前準備をしっかり行っておくことが大切です。

➂接続が途中で途切れる

WEB面接では、通信環境によって、面接中に接続が途切れるトラブルも発生します。接続が途切れる・繋がりにくい・ビデオの画質が悪いといったトラブルの多くは、「回線の通信速度が遅い」ことが原因です。

例えば、Skypeのビデオ通話を問題なく使用するためには、300kpsのダウンロード速度・アップロード速度があるネットワーク環境が推奨されています。2人の面接官と3人でグループビデオ通話を行う場合には、ダウンロード速度2Mbps ・アップロード速度512kbpsが推奨されています。高画質の通話や、グループに参加する人数が増えれば、それだけ必要な回線速度が上がります。
WEB面接には、ネットワーク環境の整備が欠かせないことを覚えておきましょう

 

WEB面接を成功させる9つのマナー

必要なアイテム・設備が整ったら、WEB面接で注意したいマナーを確認しましょう。

<WEB面接の基本マナー>
①背景は「壁のみ」にするのがベスト
②プロフィールには自分の写真・名前を設定する
③周囲の雑音・着信音を拾わないよう準備する
④カメラは上半身が映るよう目線の高さに設置する
⑤10分前にはスタンバイしておく
⑥聞き取りやすいようはっきり話す
⑦メモはキーボードで打たずに紙を使う
⑧リアクションや表情は少し大げさにする
⑨挨拶・お礼は丁寧に伝える

対面面接よりも細かなコミュニケーションがとりにくいWEB面接では、上記のマナーをしっかり意識することで、面接官に好印象を与えることができます。内定を目指すためにも、ご紹介した9個のポイントを押さえ面接の対策を行いましょう!