【面接対策】面接で必ず聞かれる質問とは?
2023.04.17掲載
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お役立ち情報

少子高齢化が進む現代では介護職の需要は年々高まっており、介護職への就職や転職を検討している方も多くいらっしゃると思います。

今回は介護職の面接でよくある質問と、それぞれ良い回答例・悪い回答例についてお伝えいたします。
介護職への就職や転職を考えられている方は是非参考にしてみてください‼

 

①「退職理由について教えてください」

初めて介護職として働く方は、なぜ介護職を選んだのか、その理由を聞かれる場合があります。理由を問われたときに、「条件がよかった」「なんとなく」などの理由では、介護の仕事はつとまらないと判断されるかもしれません。

重要なのは、数ある仕事の中から介護職を選んだ説得力のある理由を伝えることです。介護職を目指そうとしたきっかけや自身の経験などをもとに理由とエピソードを伝えられるようにしましょう。

≪良い回答例≫
「介護職を選んだのは、祖父を介護してくれた介護職の方に憧れたからです。親身になって生活を手助けする働きを見て、自分も誰かの役に立ちたいと思い、介護職を選びました。」

≪NG回答例≫
「介護業界は人材が不足しており、自分でも働ける求人が見つかると思ったからです。」
「家と職場の通勤距離が近いからです。」

 

②「弊社に応募した理由を教えて下さい。」


志望動機は、介護職の面接だけではなくすべての業界で共通する定番の質問です。数ある会社(法人)の中からなぜこの企業(法人)を選んだのか、明確な理由を伝えることがポイントとなります。

≪良い回答例≫
「貴社では利用者様一人ひとりに親身になり、細やかな介護サービスを提供することに力を入れて取り組んでいることを知りました。前職で得たコミュニケーションスキルや気配りを活かし、利用者様に寄り添った介護をしたいと考えていましたが、貴社であればそれを実現できると思い応募しました。

≪NG回答例≫
「自宅が貴社から近くの場所にあり、通勤が楽だからです。また、前職よりも給料や福利厚生が手厚い点に魅力を感じたので応募しました。」

③「残業や夜勤も対応できますか?」


職場や募集状況にもよりますが、残業や夜勤に対応できる方のほうが需要は高いです。しかし、面接の場で嘘をつくのは後々トラブルとなるため、残業や冶金に対応できない場合はしっかりとその旨を伝えましょう。なぜ対応できないのか、明確な理由を伝えることができれば、きっと理解してもらえるはずです。

≪良い回答例≫
「小学生の子供がいるので17時30分以降の残業や夜勤は難しい状況ですが、事前に残業や夜勤の日を教えていただき、子供を預けることができれば対応可能です。また、子供が成長すれば、いずれ残業や夜勤にも対応できるようになります。」

≪NG回答例≫
「夜更かしは苦手なため、残業や夜勤には対応できません。」

 

④「最近の介護に関してのニュースで気になったものはありますか?

介護業界にどれくらい意識を向けているのかを確認しています。また、ニュースに対してどのような意見や考えを持っているのかもポイントです。普段から介護に関するニュースをチェックしておくようにしましょう。


≪良い回答例≫
「感染症対策に関するニュースが気になっています。高齢者の方は、感染症に感染すると身体への影響が大きいと報じられていました。就職した際には感染対策を徹底し、利用者様の感染予防に努めたいと考えています。」

≪悪い回答例≫
「普段ニュースを見ないのでわかりません。」

⑤「普段高齢者との関わり合いはありますか?」


介護職は高齢者の方と接するため、普段から高齢者との関わりがあるかどうかも大切な要素となります。家庭で普段から祖父母と接しているような方であれば、高齢者との関わり方がわかっている人だと判断できるでしょう。

もし普段関わりがない場合は、高齢者の方に対して抵抗がないことや敬意を持っていることを伝えるとよいでしょう。

≪良い回答例≫
「老人ホームのボランティアに行っているので普段から関わりがあります。ボランティアとして作業をしたとき、利用者様からありがとうと感謝されたことが嬉しくて、介護士を目指すようになりました。」

≪NG回答例≫
「高齢者との関わりは特にありません。」

 

《介護職の面接のポイント》


介護職は軽率な気持ちで勤まるようなお仕事ではありません。面接では介護職として働きたいというやる気や熱意が重視されます。

その中でも「前向きな姿勢」を伝える事で「この人と一緒に働きたい」「この人だったら利用者に喜んでもらえるだろう」という気持ちになります。また、面接企業の求人サイトやHPを入念にチェックする事で、企業様へ「勤勉」「真面目」だという印象付ける事や企業様が求める人材に合わせる意識をする事ができます。

面接前に少し準備をする事で採用率もグンと変わってきます。
お伝えした内容を参考に面接準備に取り組みましょう!!