【応募編】介護職の転職は複数応募してOK?
2023.01.06掲載
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転職活動をするとき、「同時にいくつもの求人に応募しても良いのか?」「複数応募した方が成功するの?」と疑問を持つ人も多いと思います。

そこで今回は、介護職に複数応募することのメリットや注意点などを紹介します。介護職での転職を考えている人はぜひ参考にしてください。

 

介護職の転職で複数応募するのはOK?

複数応募するのは一般的であり悪いことではありません。企業側もある程度は理解をしているため、罪悪感を持つ必要もないでしょう。

ただし複数応募には、スケジュールがタイトになること、県内の介護施設には限りがあり辞退を繰り返すと次回の転職の際に不利にはたらくなどの注意点もあります。複数応募のメリットや注意点を理解して応募先を決めるのが良いでしょう。

 

■複数応募のメリット■

異なる職場を比較できる

それぞれの会社の特徴や企業風土、就業条件、給料などを比較することで各社を分析できます。
その分析によって自分の希望に合った会社を見つけ出すことができるでしょう。

  • 条件を満たす職場が見つからない
  • 面接に行ってみたらイメージと違った
  • どんな職場がいいのかはっきり分からない

複数の求人に応募し選考を受けることで、仕事のイメージが明確になり、比較しながら転職先を選ぶことができます。

 

短期間で転職活動が終わる

転職活動では、面接が複数回あったり適性検査があったりと、選考に数週間を要するケースも少なくありません。そのため、ひとつひとつ応募して選考を受けていると、不採用だった場合に大幅なタイムロスが発生してしまいます。

転職活動を長期化させない、気持ちに余裕を持って臨むという意味では複数応募はおすすめです。

 

複数の内定が交渉を優位に進めることもある

給与や勤務時間などの条件を応募者側から提示できることもあります。企業側は、優秀な人材であれば企業側はなんとか確保したいところ。同業他社との比較による条件の提示は、漠然とした給与アップの交渉よりも明確な根拠があるため、会社側としてはどうしても採用したい人材であれば応募者からの条件提示を検討し対応する場合があります。

 

■複数応募の注意点■

希望する条件が多い場合は注意が必要

転職先選びにあたっては、給与・待遇、働き方などさまざまな条件があると思います。なかでも、「これだけは譲れない」というこだわりの条件がある方は、応募先の数を抑えるのが得策です。応募数を増やしてしまうと、条件へのこだわりがぶれてしまい、転職活動がうまく進まない可能性があります。

ただし、こだわりが強すぎるのも考えものです。少しでも条件に合わない企業を選択肢から外してしまうことで、応募先探しに苦労し、転職活動が長引きかねません。自分が転職に求めるものは何かを明確にしたうえで、応募する企業を選ぶようにしましょう。

 

複数応募していること伝えるべき?

面接を受ける際、「他にも応募していますか?」と聞かれることがありますが、正直に答えて構いません。ただ、面接している会社がたとえ第一希望の会社でなくとも、その会社への入社を希望しているということをしっかりとアピールしましょう。

ただし、採用側は「本当に入社してくれるのか?」という懸念も抱えています。そのため、複数応募している中でも特に志望度が高いことを必ず伝えてください。「他ではなくなぜここが第一志望なのか」という理由をはっきり説明できるように志望動機を準備していきましょう。


第一志望よりも先に内定が決まる場合もある

複数応募に際して多くの方が気になっているのが、第一志望の企業よりも先に別の会社で内定をもらったときはどうしたら良いかではないでしょうか。内定の回答期限内に第一志望の会社から内定が出れば問題ありませんが、第一志望の会社から内定が出る前に別の会社の内定回答期限が来てしまったときは、内定の保留や期限の延長をお願いしましょう

応募から内定までの期間は、早いところでは1週間程度、長いところでは1ヶ月以上と求人によってばらつきがあります。内定の承諾・辞退で悩まないためには、応募要項や面接などで内定時期を確認するようにしましょう。

地元での介護施設には限りがあります。複数内定をもらい内定辞退を繰り返していくと、再応募不可等今後の転職活動に不利働くこともありますので、同業での転職は注意が必要です。